転生令嬢の悪役回避術ー心を入れ替え女王になりましたー
30分おきに届けられる紅茶を4回飲み終わり、ひと段落していたところ、サクラが中からシャルティアーナに声をかけた。

「ねえ、いつまでそこにいるの。
もう、諦めたら?」

サクラは内側からドアを背にもたれかかるように座ったらしく、サクラの声は近く、そして座っているシャルティアーナの少し下あたりから聞こえてきた。

「あきらめませんよ。
少し、私の話を聞いてもらえますか?」

「私も暇じゃないけど、少しなら聞いてもいいわ。」

「サクラ様、ありがとうございます。」

シャルティアーナはそう言い終わると自分の過去についておもむろに語りだした。
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