上司は優しい幼なじみ
給湯室でのプチ事件後、また別の業務を山本さんと一緒に行っていた。
あれから何度もたっくんが気になり、手を動かしつつも目が彼のほうを向く。
「岡田さん?どうかした?」
「あ、いえ、すみません山本さん」
たっくんは日高部長と話したり、部下を呼び出して何やら指示をしている。
しばらくすると日高部長とその部下たちと一緒にフロアから出て行った。
会議室で打ち合わせかな?
その後何事もなく業務を終え、初日が終了した。
山本さんから、この会社は部署にもよるけれど、ほぼ定時で上がれると聞いていた。
定時のチャイムが鳴ると、皆続々と席を立つ。
「岡田さんも片付けて帰っちゃっていいからね。私はこの書類を販売部に持っていってそのまま帰るから」
「わかりました。山本さん、お疲れさまでした。また明日から宜しくお願いします!」
立ち上がり頭を下げる。山本さんはふっと微笑み、書類と鞄を持ち出て行った。
そういえば、待ち合わせはどうなるんだろう…
ちらっとたっくんの方に目をやる。
彼もこちらを見ていたようで、ばっちり目が合った。
あれから何度もたっくんが気になり、手を動かしつつも目が彼のほうを向く。
「岡田さん?どうかした?」
「あ、いえ、すみません山本さん」
たっくんは日高部長と話したり、部下を呼び出して何やら指示をしている。
しばらくすると日高部長とその部下たちと一緒にフロアから出て行った。
会議室で打ち合わせかな?
その後何事もなく業務を終え、初日が終了した。
山本さんから、この会社は部署にもよるけれど、ほぼ定時で上がれると聞いていた。
定時のチャイムが鳴ると、皆続々と席を立つ。
「岡田さんも片付けて帰っちゃっていいからね。私はこの書類を販売部に持っていってそのまま帰るから」
「わかりました。山本さん、お疲れさまでした。また明日から宜しくお願いします!」
立ち上がり頭を下げる。山本さんはふっと微笑み、書類と鞄を持ち出て行った。
そういえば、待ち合わせはどうなるんだろう…
ちらっとたっくんの方に目をやる。
彼もこちらを見ていたようで、ばっちり目が合った。