第二次コロナ計画
2

国の代表者達は焦っていた。

仏「このままでは、遅くとも1年半で人類は
滅亡してしまう!」
英「どうしましょうか…」
独「早急に手を打たないと!」
露「そういえば、100年ほど前に火星移住計
画の話がありましたよね。」
印 「でも、火星の環境はまだきちんと整えき
れていません。面積も地球よりかなり小
さいですし、今地球にいる人々を全員火
星に移住させることはできません。」
米 「中国さん、120年ほど前にコロナウイル
スを世界中にばらまいてしまったことが
あったでしよう。あのウイルスは、高齢
化社会を直すために作られたが、もう一
度コロナウイルスをばらまいてはどうで
しょう?」
中 「アメリカさんが仰らなければ、恐らく私
達の国は勝手にウイルスを広めていたで
しょう。現在もウイルスは開発です。」

露「大丈夫なんですか?かつての人口の3分の
1を殺したウイルスですよ。」
米「元々、高齢者にだけ症状が強くでるウイ
ルスだから火星に行く体力のあるものだ
け残るだろう。中国さんも改良している
ようだし。このウイルスで亡くなった
ら、火星に移住してもいずれ亡くなる
ということだ。」
英 「アメリカさんの案に賛成のものは挙
手!」
国の代表者達は全員手を挙げた。
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