同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
──ガシャン
大きな音を立てて、門のロックが解除された。
ウィーンと自動で門が開き、慣れないわたしはオロオロするばかり。
「どうぞお入りください」
「へっ?」
門番さんと目が合って低い声で促される。
「成瀬様でおまちがいないですよね? お話は伺っておりますので、どうぞ」
ホッ、わたしのこと知ってくれていたんだ?
よかった。
「し、失礼、します」
恐る恐る足を踏み入れる初めての場所。
生い茂るたくさんの木々の間から太陽光が射し込んで、辺りがキラキラ輝いている。
「きれい……」
立ち止まり、ボーッと佇んでいると背後で門が閉まる音がした。
も、もう戻れないんだ……。