同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
そのすぐあとに教室に入ってきた人物を見てあ然とする一方で、なるほどなとざわついていた理由に納得もする。
「綾乃、昼飯にしよう」
わたしの目の前に何人で食べるんですか?というほど大きな3段重の包みをちらつかせる千景くん。
「今から柚と購買に行こうと思ってて」
「もちろん綾乃の分も作ってもらったから、一緒に食べよう? 今届いたばっかだから、まだ温かいよ」
え、わたしの分もその中に入ってるの?
嬉しい申し出だけど恐縮しちゃう。
本来ならそこまで優遇される筋合いなんてないのに、甘やかされすぎだよね。
「よかったら一ノ瀬も一緒にどう?」
「あたしも? っていうか、あたしの名前知ってんの?」
「まぁね。たくさん用意してもらったし、俺の友達も1人いるから遠慮なく」
「そういうことならご一緒させてもらおうかな。なんだか色々気になるし」
柚は千景くんの申し出を受け入れた。
わたしだけ行かないとも言えず、結局2人と一緒に教室を出ることに。