死神さん、お願いです!
床に水しぶきが舞った
奈菜「バァ…………! 」
琉星「どうした?」
奈菜「ううん。どうもしてないよ?」
バカ!
カール「ゴホッ ゴホッ ゴホッ……。そんなことを飲んでる時に言うから!」
私が悪いん!?
カール「いえ、悪くないです。」
普通じゃないの?
私達付き合って1年ちょいやで?
カールって私と同い年くらいやろ?
カール「じゅ……16。」
そんくらいの歳やったらそーゆーの
一個や二個考えない?
カール「………考えない。」
カールはベンチに三角座りをした
………ピュアなのね
私の弟なんか
14なのに初キス終わらせてんぞ?
カール「…………ゴメン。俺はそういう話、苦手。」
ゴメン……
カールはそっぽを向いてしまった
琉星「佐々木。大丈夫か?いける?」
奈菜「おお、うん。どこ?」
琉星「……レッサーパンダから。」
奈菜「おっけー!了解!」