求婚蜜夜~エリート御曹司は滾る愛を注ぎたい~
「手間かけちゃって悪いんだけど、瀬口さんの希望通りに手配して貰える?」
「了解」
まどかは憮然とした顔ながらもてきぱきと手配メールを作成し始める。
結衣はホテルとは別件の役所へ申請する書類作成を進めていたが、しばらくすると声をかけられた。
「水島さん」
瀬口梓だった。咄嗟に何か頼まれるのかと身構えたが彼女は結衣から視線を外し背後を振り返っていた。
視線の先は遥人が籠っている小部屋だ。
「瀬口さん?」
結衣の呼びかけで梓が再び前を向いた。しかしその顔は不機嫌そうに強張っていた。
「才賀さんはいつ頃復帰出来るんですか?」
「完全に現場に戻るという意味だったらまだ未定なの」
「未定? 困ります。才賀さんのフォローで担当している案件に問題が有るのに……もう怪我は治ってるんですよね? どうして復帰に時間をかけるんですか?」
「それは……」
梓は結衣よりも一年下だが、仕事上のポジションと彼女の醸し出す雰囲気から、いつも気圧される。
たじたじになっていると、会話を聞いていたのかまどかが割り込んで来た。
「了解」
まどかは憮然とした顔ながらもてきぱきと手配メールを作成し始める。
結衣はホテルとは別件の役所へ申請する書類作成を進めていたが、しばらくすると声をかけられた。
「水島さん」
瀬口梓だった。咄嗟に何か頼まれるのかと身構えたが彼女は結衣から視線を外し背後を振り返っていた。
視線の先は遥人が籠っている小部屋だ。
「瀬口さん?」
結衣の呼びかけで梓が再び前を向いた。しかしその顔は不機嫌そうに強張っていた。
「才賀さんはいつ頃復帰出来るんですか?」
「完全に現場に戻るという意味だったらまだ未定なの」
「未定? 困ります。才賀さんのフォローで担当している案件に問題が有るのに……もう怪我は治ってるんですよね? どうして復帰に時間をかけるんですか?」
「それは……」
梓は結衣よりも一年下だが、仕事上のポジションと彼女の醸し出す雰囲気から、いつも気圧される。
たじたじになっていると、会話を聞いていたのかまどかが割り込んで来た。