もう一度、I LOVE YOU
「姉ちゃん、ミクちゃんの手伝い
終わったよ。
姉ちゃんも玲香連れて来て。」

成美の弟優くんは買ったままの
家具の入れっぱなしの配置を変え
る為男手が必要だった。

なんせ何も無かったから先週
成美と買いに行った。

電子レンジから掃除機、冷房から
洗濯機、食器棚、全部大変😰


「ああ、ゴメンね優くん。
玲香ちゃんとデートだったんじゃ
ない?」


ミクは氷ギンギンのカフェオレを
優に差し出しながら申し訳無さそう
に言った。

「大丈夫ですよ。
俺休みだったし、玲香も
仕事で、姉ちゃんと一緒
だしね。」

アリガトウそう言って優は〃つめてー〃
と言いながらコップを受け取った。


「ねえ、優くん、
浮気だけはやめといたが良いよ
ぜーったい玲香ちゃんを
裏切っちゃダメよ!」

ミクはギンギンに冷えた牛乳を
ゴクゴク飲みながら優に言った。

「やだなあ!
浮気なんてリスクの多い
遊びなんてしないよ。」


「だよね、成美の弟だし、
大不動産の跡継ぎだしね。


まだ玲香ちゃんに言って無いの!
跡継ぎって、
成美も会社に社長の娘って、
内緒なんでしょ」


「うん、もうちょいして、
結婚迄行きそうになってから

だって俺らまだ24だし、
26迄付き合ったら
言うよ。


それに今の仕事俺に合ってるし、
椅子に座って仕事って


なんだかなぁ〜


玲香を社長にして、俺は今の
仕事しようか、なんて思うし。」



「うん、そっか‼
2人お似合いだもんね。
高校からの付き合いってね。

羨ましい。

成美の、弟だもんね。」



優くんは嬉しそうに頷いた
玲香ちゃんも成美に似た性格でズバッ
と物を言うタイプ

きっと幸せになるだろう。


「優くん、ありがとう。
成美達、仕事本当に忙しい
んだね」


「仕方ないっすよ。

繁忙期だし、姉ちゃんミクちゃん
にはいつも会いに来れるし
近くなりましたもんね。
喜んでるよ。」


「そだね。コレ玲香ちゃんの分
コッチは成美の‼」


「はい。ミクちゃんの
手料理又食べれて嬉しい。
玲香にも教えてね。」


「うふふ
玲香ちゃんより、優くんに
伝授した方がいいかなぁ
なんか成美と性格同じだからさ
ハハハ」

「確かにね。」

2人はまだ気づかない
マンションの前に黄色い遊び
〇のある車が横付けされていた。


そんな2人の親しげな会話を聞き
勝成が見逃すはずは無く、


「君誰?」

突然 優とミクの間に割って入って
来たのは勝成だった。

ミクは目を(๏o๏;)して
「勝成・・・さん?」

「君は誰だって聞いてる
答えろ‼」


「え?は!えーと、あんたこそ
だれ?」


「俺は、📣ミク‼の彼氏だ‼
正確には、📣彼氏候補だがな‼」

耳元で叫ばれて
ビーン耳が痛いのは優。

「え、あ、勝成さん彼は
違うの・・・」


「 `ᾥ´キッ 違わないだろ昼から
一緒じゃねーか‼

俺は仕事も手につかなくて
ミスしまくりなんですけドッ‼」


「えっ・・・何で?知ってんの?」


「そこ、驚く?
ミクに惚れたからだよ。
何だよ、拓哉と別れたばかりで

安心してたのに、コレかよ。
おい‼ ツバメ手を引け‼」


「・・・勝成さん?
あ・・・の?」


「お前も直ぐ手をだすなよ。
俺はアレコレ、ミクに近づく
方法、四苦八苦して考えてたのに


なんだよ‼ ミクは、かたい女と
安心してたのに‼」


一人で愚痴る勝成を唖然とした2人

๑°⌓°๑ポカ-ン…



「それっ・・・て告ってるの?」

優はニヤニヤしながら聞いた。


「《《え、は?⊙д⊙アッ‼》》
《《 し、しまった‼》》


ってか、お前余裕かましてんじゃ
ね━━━━━━━よ‼お前
誰って聞いてんだよ‼
何度もいわせんなよっ‼」
イライライラ


「俺?ミクちゃんの、弟の様な
カンジ!?かな?」

「やだなあ
勘違いですってバ‼」
ˊᗜˋアハハハハ
ミクも大笑い、


「え・・・と、言いたい事は、
それだけだ‼
兎に角、俺はこうと決めたら
つつぱしる体質なんだ、
お前‼(優を👉ながら)


調子乗るなよ‼ 手を出してみろ
〆るからな‼」
クルリ、スタスタスタスタ


「ちょっと待ってください。」

何故か分からないがミクは駆け寄り
勝成の腕を引いた。


「え?」

「あ‼ パッ ゴメンなさい。」
ミクは掴んだ勝成の腕を離した。

二人は向い会い黙ったままだった。

「なんか焦れったいね‼」

「ハッ‼えっ‼ 玲香‼」

優が振り返ると、顔は、綺麗だけど
キツめのに玲香が仁王立ち

「あーイライラする。
二人好き合ってるよ‼」


「へ?ミクちゃんも、アイツ好き
なの?」

優が玲香に不思議そうに聞いた。

「へ?優見てわかんない?
あれは恋する女の行動よ ˘ω˘引き
止めたいくらい好きってか﹏w」


興味深々の玲香をポコーン優は、軽
く叩いて(+。+)イテッ!


「帰るぞ‼飯が冷える!
玲香の野次馬根性は姉貴に
ソックリ‼
どっちが姉弟かわかんねーぞ。」
๑>ᴗ<๑てへっ
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