【女の事件】とし子の悲劇・2~ソドムの花嫁
第32話
その頃であった。

ところ変わって、坂出市京町にある居酒屋さんにて…

章平は、アタシと離婚をしたことと四国化成の工場をやめて段ボール工場に転職をしてから生活がうまく行かなくなったのでやけくそになってた。

章平は、夜7時頃から居酒屋に入り浸りになっていて、ビールからきつめのジンまで酒をのみあさって、メイテイ状態におちいっていた。

そして、となりの男性客のお酒に手をつけてたので、トラブった。

「オイ!!何するのだよ!?」
「オドレこそ何や!?」
「オレの酒に手をつけるなよ!!」
「ウルセー!!酒がないのだよ!!」
「酒がないのだったら注文しろよ!!」
「オドレ!!」

ダンナは、目の前にあったジンのビンを手に取って、男性客の頭を思い切り殴った。

(ガツーン!!)

男性客は、章平にジンのビンで頭を思い切り殴られた後、その場に倒れた。

メイテイ状態におちいったダンナは、男性客をシツヨウにけりつづけた後、店内で暴れまわってその場から逃走した。

日付が変わって、1月31日の深夜1時過ぎに現場の居酒屋の前に香川県警のパトカーが8台停まっていた。

店内では、現場検証が行われていた。

章平にシツヨウけられた男性客は、口もとから泡をたくさんふいて亡くなった。

降り悪く、亡くなった男性客がやくざの男であったので、それから10時間後におそろしい事件が発生した。

午前11時前のことであった。

ところ変わって、章平が勤務している林田町の段ボール工場にて…

(キーッ!!バタン!!ドカドカ…)

黒のキャデラックから、やくざの男8人が段ボール工場に突然詰めかけてきた。

「ジャマするで!!オラ!!章平はいるのか!?」
「章平さんは、お休みでいません。」
「何ぃ!!休みだと!!あんたカタの従業員の男がうちの組のシャテイを殺したから、仕返しに来たぞ!!」

やくざの男は、突然ふところからトカレフを取り出して、工場内にいる従業員さんたちに向けて無差別に発砲した。

(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)

やくざの男たちは、従業員さんたちにトカレフで発砲した後、車に乗ってその場から逃走した。

工場にいた従業員さん5人がやくざが発砲したトカレフで撃たれて大ケガを負ったので、救急車で端岡(高松市)の救急病院に運ばれた。

医師の診断の結果、男性従業員さん4人は生命の危機はまぬがれたが、60代の男性従業員さん1人が心肺停止後に亡くなった。

章平は、今回の1件で坂出に居ることができなくなった。
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