どうしたらヤンキーになれますか!?-六花の恋ー【完・修正中】

またもや露季ちゃんと快理ちゃんの声がそろった。

わたしは初対面から、コガサクくんは本を読んでいたけど、喧嘩の噂しか知らなかったら意外と思うかも。

「うん。お祖父様が文豪好きで、コガサクくんもよく本読んでるよ」

「あ、コガサクって呼び方、もしかしてオダサクが由来?」

おお! 快理ちゃんはそこわかる人だった! なんか嬉しいっ。

「そうみたい。喧嘩も、見た目が目立つから絡まれることが多いんだって。だから喧嘩好きとかではないって言ってたよ。自分から喧嘩売るのはめんどくさいって」

コガサクくんから聞いたことを話すと、二人とも「ふーん?」とうなっている。

「コガサクも水都ちゃんと一緒で噂の一人歩きだったってことか」

快理ちゃんがお弁当食べを再開しながらぽつりと言った。

……うん。

「コガサクくんの誤解も解けたらいいんだけど……」

わたしはちょっとうつむき気味になってしまった。

コガサクくんは、わたしにとっては救世主みたいな人だ。

コガサクくんのおかげで学校に来るのが楽しくなったし、こうして友達が出来るきっかけもくれた。

コガサクくんは友達とか諦めているって言っていたけど、諦めたってことは、一度は望んだってことだよね?

「出来るんじゃない? 今日のコガサクの突撃にみんなびっくりしてたけど、怖い、とは私も思わなかったよ? みんなもそういうとこあるんじゃないかな?」

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