ずっと君を、信じてる。

終わりと始まり。





終わった…

宇佐美組が出て行って、

宮川組組長と尋、伊奈が出て行った。


「…紗奈お疲れ。

帰ろうか、舞花に」

そう言って優しい顔をする朱音。


「うん!」




「あれ…?みんなは?」


すると、朱音は私の腕を引っ張った。
私は朱音の腕の中にいる。状況が理解出来ないんだけど。


「朱音…?」




< 144 / 146 >

この作品をシェア

pagetop