強引な副社長の婚前指南~偽りの極甘同居が始まります~
「ヤバいな。芳奈の声が可愛すぎて、ちょっと優しくできないかも」
耳元に響く八雲さんの掠れた声に、どうしようもなく身体が震える。そんなときも容赦なく動く八雲さんの指に翻弄され、身体が勝手に彼を求めてしまう。
身体に感じる彼の重みも、肌から伝わる熱い体温も。色気を含んで掠れる声も、私の身体に触れている手も唇も。
八雲さんの全部が愛おしくて、大好きで、何もかもひとつ残らず全部欲しくて……。
欲張りになった私は全身で彼を受け止め、身体中で彼を感じた。
「んっ……ああぁっ」
初めて感じる痛みに、ひとつになったことを知る。彼の口から溢れる熱い吐息さえも逃さないように、腕を伸ばして彼の汗ばむ身体を強く抱きしめた。
そして、彼にそっと囁く。
「八雲さんが好き……大好き……」
私の首筋に顔を埋めていた八雲さんが、ゆっくり身体を起こす。優しく微笑んだかと思うと、腰をぐっと深く突き入れた。その快感に声にならない声が漏れ、身体に力が入らなくなる。
「バカ、煽るな。今晩は一睡もさせないから、そのつもりで覚悟しろよ」
ニヤリと笑う八雲さんの顔を見て、私もつられて笑ってしまう。
だってもう、私も彼から離れられそうにないのだから……。
耳元に響く八雲さんの掠れた声に、どうしようもなく身体が震える。そんなときも容赦なく動く八雲さんの指に翻弄され、身体が勝手に彼を求めてしまう。
身体に感じる彼の重みも、肌から伝わる熱い体温も。色気を含んで掠れる声も、私の身体に触れている手も唇も。
八雲さんの全部が愛おしくて、大好きで、何もかもひとつ残らず全部欲しくて……。
欲張りになった私は全身で彼を受け止め、身体中で彼を感じた。
「んっ……ああぁっ」
初めて感じる痛みに、ひとつになったことを知る。彼の口から溢れる熱い吐息さえも逃さないように、腕を伸ばして彼の汗ばむ身体を強く抱きしめた。
そして、彼にそっと囁く。
「八雲さんが好き……大好き……」
私の首筋に顔を埋めていた八雲さんが、ゆっくり身体を起こす。優しく微笑んだかと思うと、腰をぐっと深く突き入れた。その快感に声にならない声が漏れ、身体に力が入らなくなる。
「バカ、煽るな。今晩は一睡もさせないから、そのつもりで覚悟しろよ」
ニヤリと笑う八雲さんの顔を見て、私もつられて笑ってしまう。
だってもう、私も彼から離れられそうにないのだから……。