どんなきみもだいすき
『何ていうか...学校で話してた声と少し違うから気になって』
『…えみちゃん』
わたしは、えみちゃんの言葉が嬉しくて
胸が、きゅうーっと締め付けられた。
『やっぱり、何かあったんだね』
優しい声で、えみちゃんはふっと受話器越しで笑った。
『えみちゃんって…凄いね』
『どこが凄いの』
ふふっと、笑っているえみちゃん。
『…だって、まだ会って一日も経ってないのに声でわかるんだもん』
みいは、ベッドに座って目を閉じた。