Last note〜バタフライ編
やがて、三澄さんの手にも止まる。


三澄「……これは、"具現化"だわ。」

マキ「具現化…?なんの…?」

三澄「多分、あげはちゃんの"Last note"の特徴ね。
何か伝えたい強い意志を持った時、現れるみたい…蝶から感じるわ。」

青山「……そうか!だから助けに行ったあの時は、俺にしか視えなかったのか!」

烏丸「jumpの時か。」

三澄「あげはちゃん、今、どんな気持ち?」

あげは「嬉しくて、幸せで…こうっ、
気持ちがふわーって溢れるの!!///」

マキ「つまりこれは、あげはちゃん自身の想いが形になったものなんだな。」

クロハ「すげー…///」


青山「匂いで、相手の思念がビジョンで視える俺の"Last note"。
あげはちゃんのは、それを自分自身でも、具現化できるって事か。//」

青山はあげはを見て思った。

特性は時に、
自らを悩ませる物だけれど…

天からの"授かり物"でもある事を…。



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