Last note〜バタフライ編
青山「……こんにちは。」
あげは『……さっき、居た。
あんた、結局あの"jump"のエロ親父捕まえたか?』
青山「あぁ。君が戦ってくれたおかげでね。礼を言う。」
あげは『ふん…。まぁ、あんたはあげはの理解者だ。あの黒い蝶が視えるなんて、変わってるね。』
青山「そうかも。君は名前はあるのか?
あげはちゃんは、別人格がある事に、気づいているのか?」
あげはの中にいる者は、目を伏せて言った。
あげは『…気づいてない。それが、少し寂しい。あまり質問攻めしないで。
さっきの戦闘で、疲れてるんだ。』
ため息を零し、黙ってしまった。
和泉先生は、会話の内容をパソコンで打っていく。
青山「そっか、ごめんね。
でも、今のままじゃ、あげはちゃんの為にならないんだ。だからせめて、君の名前と、事件の事を知ってるか教えてくれないか?」
少しぼーっと、遠くの方を眺め
ぽそりと言った。
あげは『あの日の事は、知らない。
だけど…あげはと同じ、"Last note"を持つあんたなら、きっと真実に辿りつけるはずだ。』
青山「!……そうか。名前は?」
あげは『………クロハ。
知りたいなら、伊豆に行きな?
………待ってる。』
そう言うと、"クロハ"と名乗った彼は、
すっと眠りについた。
ガクンっと、椅子からあげはが転びそうになり、青山が抱きとめた。
あげは『……さっき、居た。
あんた、結局あの"jump"のエロ親父捕まえたか?』
青山「あぁ。君が戦ってくれたおかげでね。礼を言う。」
あげは『ふん…。まぁ、あんたはあげはの理解者だ。あの黒い蝶が視えるなんて、変わってるね。』
青山「そうかも。君は名前はあるのか?
あげはちゃんは、別人格がある事に、気づいているのか?」
あげはの中にいる者は、目を伏せて言った。
あげは『…気づいてない。それが、少し寂しい。あまり質問攻めしないで。
さっきの戦闘で、疲れてるんだ。』
ため息を零し、黙ってしまった。
和泉先生は、会話の内容をパソコンで打っていく。
青山「そっか、ごめんね。
でも、今のままじゃ、あげはちゃんの為にならないんだ。だからせめて、君の名前と、事件の事を知ってるか教えてくれないか?」
少しぼーっと、遠くの方を眺め
ぽそりと言った。
あげは『あの日の事は、知らない。
だけど…あげはと同じ、"Last note"を持つあんたなら、きっと真実に辿りつけるはずだ。』
青山「!……そうか。名前は?」
あげは『………クロハ。
知りたいなら、伊豆に行きな?
………待ってる。』
そう言うと、"クロハ"と名乗った彼は、
すっと眠りについた。
ガクンっと、椅子からあげはが転びそうになり、青山が抱きとめた。