Last note〜バタフライ編
烏丸「…ええのぅ。」

矢崎「あんたやっぱりヤキモ…」

烏丸「ちゃうわ!///」

だが、そんな烏丸にあげはが、
服の裾を引っ張った。

烏丸「んー?なんや?あげはちゃん♡」

あげは「あの髪、明日してくれる?」

烏丸「おーええな!じゃあ風呂上がりにしたるわ!んでそのまま寝たら、明日の朝にはクルクルなってんでー?」

あげは「クルクル…//」

女将「ふふっ、あなた方、なんや普通の家族ではないようですねぇ。」

みんなドキッとしたw。

女将「でも私は旅館の女将です。
深く干渉はしませんが、なんだか普通の家族とは違う…温かい絆を感じますわ。」

青山(絆……。)

矢崎「女将さん、鋭いですねぇ♡」

女将「まぁ…年の功とでも、言っておきましょか。うふふ…」

青山「あはは!」

穏やかなご飯の時間。

あげはを迎え入れてから、
まだ日は浅いけれど、素直で、優しくて、可愛いあげはの事が、

みんな好きだった……。

この事件が解決したら、

お別れする事になるかもしれないけれど、

この限られた時間を大切に過ごしたいと、

心から皆、感じていた…。

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