Last note〜バタフライ編

ー「別荘地の噂」ー

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矢崎「んーっ♡やっぱ海沿いの旅館の海鮮料理は絶品ねぇー♡」

旅館に戻ってきた4人は、
17時半から夕飯を食べていた。

烏丸「美味いなぁ!お?あげはちゃん!ちゃんと食いや!勿体ないで!」

あげは「……。」

青山「烏丸はもっと、ゆっくり食べな?
味わえよ。」

烏丸「ええやん!そんだけ食欲そそる料理やっちゅーことや!」ガツガツ…

青山「ったく…。」

あげはは、クロハが実在する人物と思い出し、その事で頭がいっぱいになっているようだ。

青山「あげはちゃん?はい、あーん。」

あげは「!……ぁむっ!」もぐもぐ。

ぽわーんと、幸せそうな笑顔。

矢崎「ふふっ。美味しいでしょ?
食べよ!しっかり食べて、明日またあの別荘地に行こうよ!ね?」

あげは「はい…。もぐもぐ。」

やっと自分で食べだし、安心した。

女将「失礼致します。あったかいお茶を」

烏丸「どもどもー!」

青山「ご飯、とても美味しいです!」

女将「それは良かったです。
漁師さんがとりたてのお魚を提供して下さってるんでねぇ。」

青山「どうりで美味しい訳ですね。」

女将「温泉は18時から入れるんで、是非寛いでお入り下さい。」

矢崎「温泉♡!あげはちゃん、露天風呂もあるってさ!//」

あげは「はい…お姉さんと一緒に入る」
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