Last note〜バタフライ編

ー「烏丸家、流派」ー

バキバキバキ!!!

田辺「せいやぁー!!ハーっ!!」

烏丸「ちっ!おっさんやのにしぶといのぅ」

庭の木が真っ二つに倒れて行った。

剣技と、battleの相性が悪いのだ。

烏丸(田辺さんの"battle"…他の"battle"と少しちゃうな。)

技、呼吸、全てに置いてリズムが何か違うのだ。

それによって、烏丸の剣技が合わなくなっている。

田辺「剣技に変えたが、君は何の特性保持者だ?そろそろ教えろよ。」

烏丸「ハンっ!攻撃性ダントツのbattleに教えへんわ!」

田辺「ふっ、まぁ…教える前に死ぬから、いっかぁー!!」

田辺さんが、超人的速さでチョップを繰り出してきた!!

烏丸「チョップやと!?ふざけんなや!」

だが、ただのチョップではない。
異様な速さの、まるで大量の短刀が飛んでくるようなチョップで、
烏丸は刀(ポール)を盾にする事しかできない!

烏丸「くっ!?」
(やば!こいつスーパーサイヤ人かて!?)

青山は、ドアの近くに身をかくし、
魔性の使い時を待っていた。

距離は5メートル。かかるまであと2メートルだが、今でてしまうと飛び火を受けかねないので、うかつに近づけないのだ。
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