結婚って、こんなんでしたっけ!?  ~私と課長の成り行き結婚~
乾杯の挨拶も終わり、お色直しになった。

次は、ウェディングドレスだ。

首元から袖までレースが施され、ビーズとスパンコールで隙間なく
刺繍されシフォンが幾重にも折り重なっていて、とっても豪華。

扉の前で父親の腕に手を絡ませ、何か言わないとと思っているのに
言葉が出てこない。

そのまま、扉が開き中に入ってしまった。

中に入ると、先にグレーのタキシード姿の課長。

父は、課長にガシッと抱き着き、固く握手をすると私を手渡す。

課長の腕に自分の手を絡めながら、父の姿に涙ぐんでしまったのは
しょうがないだろう。


余興が続く中、また、お色直しに向かう。

今度はカラードレス。

ビスチェタイプの水色のドレスにも、ビジューや刺繍が散りばめ
られていて、ウェディングドレスに負けず劣らず豪華。

今度は、扉の前で課長と腕を絡める。

こうして、改めてみると165㎝の私と並んでも全く違和感ない程
高身長の課長。

確か185㎝っていってたな・・・ヒールを履いて丁度いい感じ。


扉が開き、二人で歩みを進める。


何だかんだ、どうにか終わった披露宴。

そのまま二次会に行き、マンションに戻ったのは夜中の一時。

ベロンベロンに酔っぱらった課長をどうにかベットに運び、私も
あっという間に夢の中。
















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