からふる。~第28話~
こんなところで思い出すなんて...。
母も三上さんも今頃何してるんだろう。
元気に暮らしてるといいけど。
「さあや、まだか?おれは終わったぞ」
「あぁ、ごめんごめん。今終わる」
なぜか指定された靴まで履いて私はカーテンを開けた。
すると、そこにいたのは...
カラスくんではなく冬の爽やかイケメンだった。
黒マスクも外し、黒ニットも黒ジーパンも黒コートもやめたお陰でなんかあか抜けた。
というか...。
「カッコいい...」
ん?
今、私なんていった?
カッコいい?
カッコいい...?!
慌てて口元を押さえたが、遅かった。
「さあや、今おれを見てカッコいいって言ったな!マジかよ。ちょー嬉しいんだけど。ってか、それよりさあや、めっちゃ可愛いじゃねえか!うんっ、理想通りだ。次の組み合わせもよろしくな!うわぁ、マジ最高!」
ハイテンションボーイに凍りつく店員さん約3名。
うるさくしてしまい、誠に申し訳ございません。
すぐ着て選んで買って帰りますので許して下さい。
母も三上さんも今頃何してるんだろう。
元気に暮らしてるといいけど。
「さあや、まだか?おれは終わったぞ」
「あぁ、ごめんごめん。今終わる」
なぜか指定された靴まで履いて私はカーテンを開けた。
すると、そこにいたのは...
カラスくんではなく冬の爽やかイケメンだった。
黒マスクも外し、黒ニットも黒ジーパンも黒コートもやめたお陰でなんかあか抜けた。
というか...。
「カッコいい...」
ん?
今、私なんていった?
カッコいい?
カッコいい...?!
慌てて口元を押さえたが、遅かった。
「さあや、今おれを見てカッコいいって言ったな!マジかよ。ちょー嬉しいんだけど。ってか、それよりさあや、めっちゃ可愛いじゃねえか!うんっ、理想通りだ。次の組み合わせもよろしくな!うわぁ、マジ最高!」
ハイテンションボーイに凍りつく店員さん約3名。
うるさくしてしまい、誠に申し訳ございません。
すぐ着て選んで買って帰りますので許して下さい。