今日もキミに甘え放題
なんて、最初はそれで納得したけれど……。
「でも、それだと清水くんの好きなもの、頼めないよ」
「俺はどれでもいい」
「本当?」
「ああ、だから好きなの頼め」
「やった……!ありがとう」
ここは悠くんに甘えて、好きなのをふたつ頼むことにする。
メニューを眺めてふたつに絞ろうとしたとき、やけに前の席から視線を感じて。
ふと顔を上げると、おどろいた様子で由良ちゃんと宮永くんが私を見つめていた。
「ふたりとも、どうしたの……?」
「どうしたもなにも、今のやりとり見ておどろくしかないでしょ……」
「え、なに、ふたりって付き合ってる?」
そのとき、ようやく気づいた。
私は悠くんといつもの調子で話していたことに。