最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
私達は、シェフにお礼を言ってレストランを出た。


素晴らしい最高の料理に心から感謝した。


アデルと握手を交わし、彼女を見送ってから、私達は部屋に戻った。


「少し疲れただろ。今日は早く休むといい」


「そ、そうですね。絢斗は……」


「俺は大丈夫だ。少しこちらの総支配人達と話をしておきたいんだ……いいか?」


「もちろんです、そうして下さい。こんな機会はなかなかないですし。私は……すみませんが先に休みます」


「ああ、ありがとう。ゆっくり休むといい」


私達は、それぞれ別の行動を取った。


残念なような、ホッとしたような、複雑な気持ちになる。


でも明日は……観光に連れていってくれるみたいだから、少しでも体を休めておきたかった。


ドレスを脱いで、シャワーを浴びて……


少ししてから、広くてふわふわなベッドで眠りについた。


絢斗は、きっと……


まだまだ戻ってこないだろう。


また、明日……おやすみなさい。
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