最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
森田様の言葉に胸を打たれる。


私までどんどん体が熱くなってしまって……


あと一言だよ、頑張って。


森田様は意を決したように、さくらさんを真剣な眼差しで見つめた。


「さくら……僕は、君を愛してる。絶対に一生幸せにするから。だから……どうか僕と結婚して下さい!」


うわっ、すごいよ!


本当に、素敵過ぎる……感激だよ。


森田様は必死にそう言った後、頭を下げてさくらさんの返事を待った。


お願い、成功して……


「森田君……私……」


その場にいる全員に緊張が走る。


この張り詰めた空気、ちょっと怖いよ。


ほんの少しの沈黙の後、さくらさんの言葉が溢れ出した。


「こんな綺麗な桜が咲いてる素敵な場所で、森田君からプロポーズしてもらえるなんて……本当にすごく嬉しい。私も、ずっと森田君と一緒にいたいよ。これからもどうぞよろしくお願いします」
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