居場所のない想い
その次の日、朝になると私も昨日の夜にあったことなど忘れふつうに生活していた。
夜になっても特に兄に変わったことはなく、いつも通り布団に入り、いつも通りに寝始めた。
またしばらくすると兄の手が私の体にかかる。
その日は挿入までされた。
兄も中学1年生とかで大きさもさほどなかったのか、痛みは大きくはなかった。
その日も怖かったし、気持ち悪かったので寝たフリをしていた。
今考えればその状態で寝続けられる自分にも驚く。
詳しくは覚えていないがそんな生活が1週間ほど続いた。