君と、シロツメクサと、
「だから俺にすれば良かったのに。」
は、駿斗っ?!
「俺なら絶対そんなことしないし、華が横にいるだけでいいのになー」
ちょ、ちょっと…
「てか華以外に好きなやつとか出来たことないし。」
「駿斗…やめてよぉ…!」
恥ずか死ぬんだけど…
でもそうやって思ってくれてる人もいたのに七音を選んだんだから、ちゃんとしなきゃだよね
「俺はいつでも歓迎だけど?ま、華を困らせたくないし。俺からもなな兄に聞いとくわ。」
「うんっ!ありがとっ!!」
駿斗には感謝しかないなぁ。
後夜祭のとき、駿斗が行ってらっしゃいって言ってくれなかったら何始まらなかったもん!
「そーゆー顔。色んなやつにしてたら怒られるからやめとけよー」
駿斗がそう言うけど、私はよくわかんなくてかるーく流して、それからは普通に登校した。