少女漫画の主人公になりたい
家に帰った私は、早速漫画の続きを描き出した。
丸描いて、一本伸ばしてチョンチョンチョンチョン。
だんだん登場人物が増えてきて、棒人間だけじゃわかりにくくなってきたので、頭のところに名前を書くことにした。
ほら、ジュンと書かれた棒人間とユメミと書かれた棒人間が抱き合ってるよ。
ハグの姿勢を描くのは難しくて、棒人間の腕が突然伸びる現象に見舞われた。
だから現実世界のジュンくんの腕が伸びちゃわないか不安だったんだけど、そこは魔法の少女漫画が仕事をしてくれたらしい。
ジュンくんは優しく私を抱きしめてくれた。
丸描いて、一本伸ばしてチョンチョンチョンチョン。
だんだん登場人物が増えてきて、棒人間だけじゃわかりにくくなってきたので、頭のところに名前を書くことにした。
ほら、ジュンと書かれた棒人間とユメミと書かれた棒人間が抱き合ってるよ。
ハグの姿勢を描くのは難しくて、棒人間の腕が突然伸びる現象に見舞われた。
だから現実世界のジュンくんの腕が伸びちゃわないか不安だったんだけど、そこは魔法の少女漫画が仕事をしてくれたらしい。
ジュンくんは優しく私を抱きしめてくれた。