不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。下


諦めかけた俺の耳に聞こえたのは、


「リン!!!」


と、叫ぶアカリの声。


その声に反応したのか、リンが微かに動いたのが見えた。


「諦めるのはまだ早いよ。きっとあの地面の魔法陣みたいなので無理矢理"力"を使わされてるんだ。まだ輪廻転生は起きてない。…時間がないことは変わらないけどね」


そうアヤトくんが言うや否や、


「侵入者だ!」
「捕まえろ!!」

ぞろぞろと警備隊が出てくる。



ここでかよ!!
ふざけんな!!こいつら避難しないのか?!



「だー!邪魔くせぇな!!」

と、先陣を切ったのはツバサだった。




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