Letter from the Starry Sky ―君がくれた世界―




「良かった」


「おう。どーする? 飯食う?」



もう外は真っ暗だ。



「いいや。面倒だし」


「シャワー先浴びるか?」


「うん」


「じゃはいこれ。風呂その奥だから」


「ありがと」



ユウが渡してくれたバスタオルのようなものを抱えて、ユウが教えてくれたように進むと豪華な洗面台が見えた。



「すっご……」



大きな1面の鏡、楕円の曲線を生かしたデザインの埋め込み型の洗面ボウル。お風呂を覗くと広々とした楕円形のバスタブが見える。

それらは天然の石が見せるような淡い黒を基調に、所々純白と金色で締められている。

洗練されたシンプルなデザインは高級感を増幅させた。



そんな物達の中に居るとなんだか空気に呑まれていく気がして私は素早くシャワーを浴びた。





はー、やっぱシャワー浴びるとさっぱりする。



出てきて、さっきユウが渡してくれたタオルに手を伸ばす……けど。



「バスローブ……?」



来客用のバスローブ持ってるって……いやもう驚かないよ。流石だわ。



「にしてもほんと……優良物件にも程がある……」



思わず口に出た言葉は広い空間に僅かに響いた。




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