月刊ヤングMAGAZIN

「橘、大丈夫?
飲み物買って来た
ハイ…」



「あ、スミマセン
ありがとうございます」



「富田さん、橘のこと心配してたよ」



自分の下心を隠すウソに

罪悪感を感じる



「富田さん、かわいいよね
オレ、あーゆー子、好き♡」



「セクハラですね」



「男ならみんな好きじゃない?
あのタイプ」



確かに…



なのになんで

富田さんの彼は富田さんのこと…



ホントに忙しかったんだろーな

彼女より大事なものってあるんだな



男らしくて

かっこいいな



オレは椛が1番なのに…

なのに、なんで…




「内田さんて彼女いないんですか?」



「うん、いないんじゃなくて、作らない!

わかる?この違い」



わかるけど

ちょっとウザい



「彼女より大切なものがあるんですか?」



「大切っていうか…
オレ、器用なタイプじゃないから
仕事に影響するんだよね

だから、入社してすぐ
大学の時付き合ってた彼女と別れた

それからいない
あ、作らない!

でも
そろそろオレも余裕出てきたかな…って
彼女ひとりぐらいいてもいいかな…って

いた方がやりがいになることもあるじゃん」



へー…

内田さんてなんでもこなしそうに見えるのに

意外



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