アイドル様と♡


ガラガラァァァ 教室の扉が開いた

樹「俺の席どこ?」


a子「2列目の一番後ろのあそこです」
 
指差されたのは私の隣

樹「さんきゅー」

当たり前なんだけだ近づいてきた



樹「なぁなぁ、俺授業受けんのはじめてなんだけどさ、先生どんなやつ?」



椅子に座るなり瀧本樹が話しかけてきた
極力関わりたくないが答えないのもなんだし



翼 『ほどよくゆるいんじゃないでしょうか??』


樹「へぇー、よかった。教えてくれてありがとう、君名前は?」


翼『教えないとダメですか?』



樹「せっかく卒業に必要な情報
 教えてもらったのにお礼言えないしさ!」



翼『結城翼。卒業が危ないなんてお仕事忙しそうで!なによりですね』



翼(あーあ、嫉妬がでて我ながら嫌な言い方するなー笑)



樹 「結城翼、ありがとな。俺のことも樹でいいよ。一旦抜けなきゃんだけど、これからよろしくな」


言い終わりと同時に教室をでたっきり帰ってくることはなかった

< 7 / 32 >

この作品をシェア

pagetop