君と秘密のスキャンダル


「の、飲み物買ってきますね!」



ここは俺がスマートに飲み物を買って来るのがいいんだろうが、俺にはそんな気力がない。



何でこいつはこんなにピンピンしてやがるんだ…。



っ、気持ち悪りぃ…

「おえっ」

ビニール袋に顔を突っ伏していると、







「翔馬…?」


聞き覚えのある声に顔を上げる。


気持ち悪る過ぎて、顔なんて意識してられない。






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