イケメン同期から全力で逃げてますが、逃げ切れる気がしません!

わたし?


わたしが、狙われて……?


嘘でしょ、なんでわたし、なんか。

どうして……


思考回路が、シャットダウンしてしまったみたいだ。

全部真っ白で、機能停止。


何も、考えられな――




「もう、わかりますよね。彼は、君にふさわしくない」





真後ろから、声がした。





全身が、総毛立った。




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