イケメン同期から全力で逃げてますが、逃げ切れる気がしません!
「ん……」
目をあけると、見慣れない白い天井……大きな窓からは眩しい光がそそいでいて……
ぼんやりしたままの視界をわずかに巡らせると、切れ長の瞳とぶつかった。
「坂田くん……」
「おい、違うだろ。坂田くん、じゃなくて?」
むに、っと頬を掴まれて、あ、そうだと思い出す。
「……し、慎ちゃん」
「ん、よくできました」
胸の中に抱き寄せられて、遮るものの何もない素の肌同士が触れ合い、ハッとした。
そ、そうだ。
わたしたち……昨夜、ついに……
「おはよう美弥子」
「おおおお、はよ……」
彼とのあれやこれやが一気に蘇り、どっかんと頭のてっぺんから噴火しそうな勢いの羞恥に襲われてしまった。