イケメン同期から全力で逃げてますが、逃げ切れる気がしません!
なんていうか……そのぅ、は、激しかった。
暴走するかもって言葉は、誇張でもなんでもなかった。
一度や二度じゃ満足してくれなくて。
途中でルームサービス頼んで食事したり、バスタイムを挟んだりもしたけど、
またエンドレスで求められ続けて……
結局わたしが先にギブアップ。意識を飛ばしてしまったのだ。
「大丈夫か、身体? 初めてなのに無理させちまったよな」
心配そうな声が聞こえてきて、ふるふる首を振った。
確かに腰は重いし全身だるいけど、そんなの気にならない。
言葉にできないくらいの幸福感に包み込まれてる感じがするから。
「平気だよ」
温かな胸に頬を寄せてささやくと、大きな手がゆっくり、甘やかすみたいに頭を撫でてくれる。
あ、これ好き。
すごく安心できる感じ……
再びまどろみの中に引き戻されそうになったところへ、「なぁ、さっき」と声がした。
「……ん?」
「もしかしてオレの夢、見てた?」
「へ?」
「寝ながら笑ってたからさ」
夢で……笑ってた……?
うっすらと残るその景色を思い出そうと数秒間眉を寄せて――あぁと頬が緩んだ。
「ぶー、残念でした。違う男の人でーす」