水に溺れた君と夏
勉強会、かぁ。

家についてベットの上で考える。

普段まんべんなくとってるけど
どうしても英語だけがものすっっごく低い。

梓月は得意なのにっ!
まぁだから留学も行こうと思ったんだろうな。

よく梓月に英語、教えてもらってたなぁ。

梓月のことを考えるときは無意識に
ネックレスを握りしめてしまう。

いや、梓月だけじゃなくて
─水泳を考えてるときもか─

「とりあえず明日、頑張るか。」

頭から離すように呟いて
明日に備えて眠りについた。
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