水に溺れた君と夏

よんのいち

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「これがメニューね。」

「…すげぇな。なんでこんなの知ってるんだ?」

「んー…なんでだろうね?」

笑いながらそう返す。
まだ伝える勇気は、持ち合わせていないから。

「とりあえず明後日様子を見に来る。
でも多分陽都なら明明後日には部活で泳げるはずだよ。」

「8月入るまでに間に合いそう、ってことか。」

「うん、まぁね。でも油断は禁物。」

「だよな。」

苦笑いしながらいう陽都。

その日はメニューの仕方を一通り教えて帰りは陽都が送ってくれた。

明日は瑠璃から遊ぼうってお誘い来てるし行こうかな。
何気に瑠璃と遊ぶのは久しぶりですっごく楽しみだ。

明日の用意をして寝ようかな。
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