*君にたくさん愛を伝えたい*




家の中に入ってもどこかよそよそしかった



何の用か聞けば「失恋して泣いてると思った」と



なんでお前が言う、なんで原因であるお前が



分からなかった



綾が俺の気持ちに気づいているのか



お前は別の男と付き合ってるんだろ?



もう抱かれたんだろ?



数日前に綾が男に抱かれた事は聞いていた



ならなんで俺に構う?





「あ、飛鳥?」


「なら、慰めろ」


「、、、、んん」






気がつけばベットの上で綾にキスをしていた



ただやり場のない想いを目の前にいる綾にぶつけた






「、、、あ、すか」


「黙れ」


「ん、、、んんぅ」






綾のこの声を他の男が聞いたかと思うと苛ついた




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