傘を差して雨宿り
すると、横から物凄い視線を感じた。
蒼羽がこちらを見ている。
早く返事を打てよと言うように。
でも、私、打つのあんまり得意じゃないんだよなー。
家では音声入力だし。
でも、此処で音声入力意味ないよな~。
じゃあ、直接しゃべれと言われそうだし。
などと考えて居る間に、
『暇だ。
なにか話せ』
と打ち返す前に入ってきた。
は、はい、蒼羽様、と先輩なので、ついへりくだって思う。
でも、話せってなにを?
と莉帆は焦りながらも、慌てて打った。
『昨日、うち、ゴキブリが出たんですよ』
何故、いきなり、ゴキブリ……という顔を蒼羽はする。
蒼羽がこちらを見ている。
早く返事を打てよと言うように。
でも、私、打つのあんまり得意じゃないんだよなー。
家では音声入力だし。
でも、此処で音声入力意味ないよな~。
じゃあ、直接しゃべれと言われそうだし。
などと考えて居る間に、
『暇だ。
なにか話せ』
と打ち返す前に入ってきた。
は、はい、蒼羽様、と先輩なので、ついへりくだって思う。
でも、話せってなにを?
と莉帆は焦りながらも、慌てて打った。
『昨日、うち、ゴキブリが出たんですよ』
何故、いきなり、ゴキブリ……という顔を蒼羽はする。