再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。
「……女子には多少なりとも優しいってことか」


黒炎くんは納得していない様子で一人でブツブツと言っていた。


「高校入学したばかりなのに会長さんのこと詳しいよね、なんで??」


私は会長さんについて知ってそうな黒炎くんに疑問を抱き、聞いてみることにした。


「そんなに詳しそうに見えたか? あの人、一年の頃から学年1位で学校の規則にやたら厳しくさ。俺たちの間でも有名な人なんだよ。成績トップだから教師も何も言えなくて、放課後の放送なんかもさっきみたいに任されたり他にも色々あってだな……」

「そ、そうなんだ」


ただ者じゃないとは思っていたけど、まさか3年間学年トップだったなんて。それに加えて、規則に厳しいってまさに生徒会長の鑑。


放送部ではなく、生徒会長自ら放送って……そういう事情だったのかぁ。

でも、教師が何も言えないってどういうことなの? 実は御曹司で学校に高額の寄付とか? いやいや、今はそういうのも無くなったって聞いたし、あるわけないよね。
< 59 / 387 >

この作品をシェア

pagetop