近くて遠い君へ

二人は
ベンチに腰掛ける。



他愛もない話しをして
夜が更けるまで
話すのが
結花は大好きだった。



その時‥‥





「‥結花‥‥」



下を向いたまま
目線だけを
結花に向けるカズ。



いつもと違って
真剣な眼差し────。



結花は
咄嗟に目をそらした。



恥ずかしくなり
顔が見れなかった。


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