桜色の君


「やっと来た、おせーな。」



「ごめんごめん。へへへ」



「はぁ、もう行くぞ」


誤魔化して笑う私に、いつもの呆れ顔をされる



いつも通り、たわいもない話をしながら学校へ行く



私達は近くの高校に通う2年生



柊貴は運動できて、顔良くて、みんなに優しいから好かれてる



ファンもいるみたいだけど、柊貴は一切相手にしない
めんどくさいみたい



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