男心と春の空
矢野英子
あっという間に二月になった。

二月になってからバイト先のカフェにバイトが二人加わった。

一人は同じ大学で顔を何回か見たことある男。

相田というらしい。

そしてもう一人は美人。

矢野英子という。

三歳年上。

少しタレ目で、さりげなく乳大きめのナイスバディー。

俺のことを「海くん」と呼ぶ唯一の人。

サバサバしつつも優しい。

まとめ髪がキレイでサバサバしてる雰囲気の中にも色気がある。

完璧。

あれ以来、アキナに会うこともなく俺はバイト漬けの日々を送っていた。

矢野英子に会うことの方が当然多いわけで、俺は矢野英子とバイト時間が一緒だと軽く嬉しかった。

だって美人。

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