サヨナラなんて言わない。
多分蓮花は泣くなって言うと思う。

けど、それだけ蓮花の存在が俺らにとって大きかったんだ。

俺とみのりとお前で過ごした時間が多すぎてどこにいっても蓮花との思い出がある。

だから、蓮花のいない世界が俺らにとってはすごく悲しいものだった。

だけど、みのりと決めたんだ。

"蓮花のいない世界だけど蓮花の生まれ変わりがいる世界を生きよう"って。

いつ出会うか分からないし、出会っても蓮花じゃないから分からないけどどこかにいる。

いつか会えると思う。根拠が全くないけど。
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