本当のキス ー偽りのキスー 番外編

公園まで歩いた




「今日さ
生徒からラブレターもらった」



甲ちゃんに
もらった手紙を見せた




『先生のやさしいところが好きです』




「何年生?」



「2年生」



「じゃあ…許す…」



「しかも男の子なんだけどね」



「なんだー、かわいいね」



生徒にやきもちを焼く
甲ちゃんもかわいいけどね



「何年生ならアウトなの?」



「んー、5、6年生はダメだね
女の子はませてるから!」



そぉオレは小学校の先生なんだ



「大丈夫!
オレ、年上の女性がタイプだから」



甲ちゃんが笑った



「でも、もしかして
お母さん達って
私と同じ年とかじゃない?」



「んー、確かに…
この前、個人懇談あったけど…
甲ちゃんより若そうなお母さんいたかも

先生、彼女いるんですか?って
そんなこと子供に関係ないのにね…」



「そーだよね…」



アレ?
今度は、やきもちじゃない…






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