☆と。
その後しばらく茫然自失となった。

まさか、私の憧れのユウくんにまた会えるなんて、

いやまた会えるどころか

また何回も会えるかもしれないんだよ!???

てか同じマンションの隣部屋とか
やばすぎる!!

シャワーの音とか聞こえちゃうのかな。
ユウくんの話し声とか聞こえてきたりするのかな??


妄想に妄想を膨らませていた。


悩んだ末にこのマンションを選んだ自分を何よりも褒め称えたいと思った。







それから


1ヶ月
2ヶ月



ユウくんは現れなかった。





本当にあの人ここ住んでんのかな?

ああ、
恋人のところに行ってるのかな。

あーきっとそうだろうな。




隣の部屋の人にこんな会わないことなんてあるわけないもんな
ユウくんはここは仮住まいみたいなもんで、きっと恋人だか綺麗な女の人の家に入り浸ってるんだろう、な。






ユウくんはアイドルとしてデビューしてからスキャンダルらしいスキャンダルがほとんどない、
メッッチャクリーンなアイドル。

そんなとこも推せるんだよね。


だけど

やっぱりそうだよね。

恋人くらいいるよね、あんなカッコ良かったら。


勝手に妄想を広げて
落ち込む日々だった。


そもそも何を期待してるんだろう、私は。


彼と付き合えるわけなんてないんだし、
同じマンションってだけで奇跡みたいなもんだろ。満足しろよ。


自分にそう強く言い聞かせた。
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