夢の言葉と約束の翼(下)【夢の言葉続編⑦】
***
夜、私は気になる事がありアカリ様の元を訪れる事にした。
しかし、ノックをしても、声をお掛けしても返事がない。心配になった私が、そっと扉をあけて中の様子を伺うと……。
「!……アカリ様っ?どうかされましたかっ?」
「!っ、スズカ……」
驚いて、思わず駆け寄る。
自室のベッドに腰掛け、猫のぬいぐるみを抱き締めながらアカリ様は泣いていたのだ。
専属の使用人である私は、気付いていた。
私達の前では明るく振る舞っているアカリ様が、毎夜毎夜部屋に戻られてから寂しそうにしている事を……。
夜中、私が見回りに訪れるとポケ電を握り締めて眠っていた事もあった。
いけないと思いつつ画面を覗くと、そこに映っていたのはアカリ様によく似た二人の子供。それはきっと、ここへ嫁ぐと決めた際に残してきたアカリ様の実のお子様達。
アカリ様は苦しんでいらっしゃる。
毎日毎日私達に見せてくれる笑顔の裏で、本当はずっと1人で孤独と戦っていらっしゃるのだ。
そして……。
夜、私は気になる事がありアカリ様の元を訪れる事にした。
しかし、ノックをしても、声をお掛けしても返事がない。心配になった私が、そっと扉をあけて中の様子を伺うと……。
「!……アカリ様っ?どうかされましたかっ?」
「!っ、スズカ……」
驚いて、思わず駆け寄る。
自室のベッドに腰掛け、猫のぬいぐるみを抱き締めながらアカリ様は泣いていたのだ。
専属の使用人である私は、気付いていた。
私達の前では明るく振る舞っているアカリ様が、毎夜毎夜部屋に戻られてから寂しそうにしている事を……。
夜中、私が見回りに訪れるとポケ電を握り締めて眠っていた事もあった。
いけないと思いつつ画面を覗くと、そこに映っていたのはアカリ様によく似た二人の子供。それはきっと、ここへ嫁ぐと決めた際に残してきたアカリ様の実のお子様達。
アカリ様は苦しんでいらっしゃる。
毎日毎日私達に見せてくれる笑顔の裏で、本当はずっと1人で孤独と戦っていらっしゃるのだ。
そして……。