諦めて結婚いたしましょう~一途な御曹司の抑えられない独占欲~
「……あっ」

 中身を見た私は、驚いて大きく目を見開いた。

 これって……。

 そこには、お花の形のペンダントがついたネックレスがあった。

 真ん中にはミル打ちされた大きめのダイアモンドがひとつ。花びらには小さめのダイアモンドが散りばめられていた。

 思いもよらぬプレゼントに、私は勢いよく箱から顔を上げる。

「ネ、ネックレスです!」

「見ればわかる。それに、俺がやったんだ。ついにおかしくなったのか?」

 頬杖をついた理人さんが、鼻を鳴らして嘲笑した。

 だって……。

 再び手もとに視線を落とした私は、急激に胸へと押し寄せる感動に言葉を失う。
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