諦めて結婚いたしましょう~一途な御曹司の抑えられない独占欲~
「いやいや。この写真、カメラ目線だしめちゃくちゃ怒ってるじゃない。全然盗撮になってないから」
お椀を置いた美鶴が、まじまじとスマートフォンの画面を覗き込む。
「なぜか毎回気づかれちゃうんだよね。写真こそ消されないんだけど」
気づかれない、と思ったタイミングを狙っていても、不思議といつもバレてしまう。
「あぁ、かっこいい……」
冷ややかにこちらを睨みつける写真の中の理人さんに、もう何度ため息が漏れたかわからない。スマートフォンをテーブルの上に置き、冷めかけた食後のコーヒーに口をつける。
「毎度毎度よくやるわね。幼少期からの婚約者なのに、まるで芸能人を追いかけるファンじゃない」
美鶴の言葉に、私は静かに嘆息した。
お椀を置いた美鶴が、まじまじとスマートフォンの画面を覗き込む。
「なぜか毎回気づかれちゃうんだよね。写真こそ消されないんだけど」
気づかれない、と思ったタイミングを狙っていても、不思議といつもバレてしまう。
「あぁ、かっこいい……」
冷ややかにこちらを睨みつける写真の中の理人さんに、もう何度ため息が漏れたかわからない。スマートフォンをテーブルの上に置き、冷めかけた食後のコーヒーに口をつける。
「毎度毎度よくやるわね。幼少期からの婚約者なのに、まるで芸能人を追いかけるファンじゃない」
美鶴の言葉に、私は静かに嘆息した。