インスピレーションを信じて

「レーナ。色々 ありがとう。明日は 部屋を探そうな。」

「務 仕事は?」

「大丈夫。親にも ちゃんと話したから。」

「うそ!何て?」

「婚約者を こっちに呼ぶから。部屋を探すって。」

「婚約者…?」

「一緒に 住む部屋。」

「ホントに? ご両親は 何て?」

「レーナに会いたがっていた。」


キスの合間に 交わす言葉は

甘くて 熱くて。


何度も キスをしてから 務は 車を発進させた。

< 67 / 110 >

この作品をシェア

pagetop