俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~

目の前には、たくさんの同じようなお姉さん…お兄さん?たちが集まっていて。



「きゃぁぁっ!イケメンかーわーいーいー!」

「こんな可愛い顔して、筋肉ムキムキなのぉー?あそこ大きいのぉー?」

「さーわーる!触らしてぇぇ!イケメーン!」



…あっという間に、こっちに群がってくる!



「わわわっ!わわっ!…ちょっと!」




ざっと10人の男たち(すみません)が、次々と押し寄せてきて、あっという間にもみくちゃにされる、俺。

太腿、体、胸(恐らく人工)押し付けてくるわ、肩から腹やら太腿ベタベタ触られ、挙げ句の果てには尻まで握られ…あぁっ!また誰かに股間触られた!

恐怖のおさわり地獄…!



「や、やめっ!やめ、やめてください!」

「ああぁぁっ!良い匂いするぅー!イケメンの証ぃぃ!」

「筋肉ステキぃぃ!触ってるだけでイッちゃうぅぅ!」

「イケメン触って英気を養うのよ!ああぁぁたまらないぃぃ…!」



俺の悲痛な叫び、全然掻き消されてる!

…あぁっ!また誰か俺の股間触ってきやがった!

ああぁぁっ!もうっ!

なんでこんなことになってんの!



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